お金

お金で苦労しない人生を手に入れるために|【書評】いま君に伝えたいお金の話(村上世彰)

【お金の本】いま君に伝えたいお金の話

あなたは、お金についてじっくりと考えたことはありますか?

本書は、お金についての具体的なノウハウではなく、お金に対する考え方や向き合い方が書かれた一冊です。

著者は、投資家の村上世彰さん。

投資ファンドを設立し、「お金を増やして、回す」ことによって社会を豊かにしていこうという思いを強く持っている方です。

中学生にも分かるような、平易な文章で書かれていてとても読みやすいです。

その理由は、「子どものときからお金について考える機会を増やした方がいい」と考えている著者が、まるで小さな子どもに語りかけるかのように、この本を書いているからです。

日本では学校で、お金のことをほとんど教えていません。

また、日本人は、「お金は汚いもの」、「お金の話をするのは下品」といった悪いイメージを持つ傾向にあります。

それは、お金についての知識と理解が足りないからです。

本書には、お金と上手に向き合うことで、自分の人生や社会を豊かにするヒントがたくさん書かれています。

お金は、生まれてから死ぬまで関わらなくてはいけない、人生の大切なキーワードです。

本書を読んで、お金との上手な付き合い方を知りましょう。

 

モノの値段(お金)に敏感になることで世の中が分かる

モノの値段は、ただの無味乾燥な数字ではありません。それは、世界の秘密を解き明かすひとつの鍵でもある。(P.47抜粋)

お金は世の中で起こっていることを映す鏡です。

普段よく買うモノの値段、あなたは敏感に見ていますか?

例えば、冬が旬の白菜。寒い冬の時期に、白菜は鍋に欠かせない野菜ですよね。

僕もよく買います。

さて、去年の冬には一つ200円だった白菜が、今年は400円になっているとします。

同じ白菜なのに、なぜ値段が高くなったのかを考えると、色々理由が考えられます。

・白菜の収穫量が去年に比べて減っているから。

・鍋をする人が多くて、白菜が欲しい人が増えたから。

そうやって、ぼんやりでもいいから考えて調べてみると、事実、2018年の冬は台風や厳冬の影響で高くなった、ということが分かります。

こうやって値段の変化に敏感になること、つまり、お金について考えることで、世の中の仕組みが分かるようになるのです。

これってとても面白いことだと思いませんか?

お金を使ってモノを買うと幸せになれるという思い込み

何が自分にとって大切なのか、幸せなのかという「ものさし」がしっかりないと、次から次へと市場に送り出される魅力的な「新商品」に心を奪われて、ただお金を使わされるだけの存在になってしまう。(P.63抜粋)

日本を含む世界のほとんどの国は、資本主義社会です。

資本主義社会というのは、基本的に、モノを売って利益を上げること=お金を増やすことを目的として動いています。

テレビのCMを見ているとよくわかります。

テレビCMは、企業が有名人を使って、商品の魅力を短い時間で最大限に伝えます。

これって、なぜだか分かりますか?

あなたに、自社の商品を買ってもらってお金を儲けるためです。

あなたの幸せを考えているのではありません。

たとえ、考えていたとしてもお金を儲けることの方が優先です。

意識していないだけで、社会はモノを買ってもらおうとあの手この手で、毎日あなたを誘惑しています。

これが悪いというのではなく、何も考えないでモノを買っていくと、いつの間にかお金を失って、幸せから遠ざかることもあるということです。

こうならないためには、普段からお金について考える習慣をもつといいです。

お金と上手に向き合うことで、モノを買うときに、

「これは支払うお金に見合った価値があるのか」

と考えることになり、それが自分の幸せの基準を考えるいいきっかけになるからです。

働き方はあなたが思うよりもたくさんある

一回会社に入ったら、その仕事が好きでも嫌いでも、得意でもそうでなくても、毎日適当に仕事をしていれば、死ぬまでお金の心配はいらない、という時代は終わりました(P.92抜粋)

人生100年時代と言われています。

医療技術や衛生面が、昔に比べて大きく進歩したためです。

ただ、寿命が伸びた分、長寿リスクというものがあります。

100歳まで生きるということは、それだけお金が必要になるからです。

これからの時代、年金や退職金が減少する中で、これまでのように60歳で仕事を引退して、孫に囲まれて優雅に過ごす、ということがお金の面でますます難しくなってきます。

また、AIの発達によって、人間の仕事がどんどん奪われて、いつ仕事をクビになってもおかしくない時代が来ることが予想されています。

一方で長寿化があって、もう一方で社会環境のダイナミックな変動があるので、同じことをただ続けるだけでは、生きることが難しくなることは容易に想像できます。

時代の変化を見ながら、自分は社会にどんな価値を提供できるのかをしっかりと考えて人生設計しなくてはいけません。

そのためにも自分の得意なことを磨いて、興味を持ったことは、たとえ三日坊主になってもいいから、どんどんやってみるということが大切です。

僕も、ギター、ランニング、早起き、サーフィン、ナンパ・・・などなど、色々チャレンジして、途中でやめたこともたくさんあります。

このブログにしても、続くかどうかなんて考えずに、興味が湧いたので始めました。

本で読んだことをアウトプットすることで、知識の定着にもつながるし、文章力も磨ける。

もしかしたら、新しい仕事にもつながって、お金ももらえるかもしれない。

毎日会社と家の往復のなかで、ブログを始めたことは生活のハリにもつながっています。

少し話がそれましたが、本書のなかでは、これからの働き方についてのヒントがたくさん書かれています。

自分のこれからの働き方についての視野が広がると思いますので、一度読んでみることをおすすめします。

まとめ|お金のメモ帳

ここまで読み進めていただきありがとうございました。

少しでも参考になれば幸いです。

最後にまとめておきます。

お金のメモ帳
  • お金に敏感になると、世の中の仕組みが分かる。
  • お金と向き合うことが、幸せへの第1歩になる。
  • 働き方は一つではない。視野を広げよう。
かえるのぷぷ
かえるのぷぷ
この本を読めば、お金について勉強できるよ。読んでみてね。